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Thellは様々なメッセージを表示します。その時にThellに喋らせるメッセージはなるべく多い方がおもしろいはずです。しかし、従来のようにセリフを全てリソースに格納するアプローチでは、柔軟な取り扱いが困難です。そこで独自のメッセージカタログを用いる事にしました。
メッセージカタログを拡張する、あるいは新規に作成する場合は以下の仕様書を参考にしてください。
Thellのセリフを自由に変更できるようにするための仕組みがmcatである。mcatは外部テキストファイルで、ファイルを差し替えたり、書き換えたりすることによりメッセージを変えることができる。
拡張子 .mcat のテキストファイル。行内の#以降の文字はコメントとして扱われる。空行も許容される。
データは
tag 表示する文字列
のように並ぶ。tagと文字列の間は空白か、タブである。数はいくつでもよい。
同一のタグの内容が複数存在しても構わない。その場合は、いずれか1つが乱数で決定される。
現在実装されているタグはデフォルトの付属ファイルを参照。利用されていないタグ名を使用してもエラーにはならず、同じように内部データベースに取り込まれる。将来的にはタグが自由に拡張可能になる可能性もある。
[]で囲まれた文字列を展開して処理する場合がある。現在処理されるのは[param]のみ。
[[ | '['を表示する |
[param] | 与えられた数字を埋め込む。特定のタグ以外は暗黙のうちに0が渡されるので、使用してもエラーとはならないが、0が表示されるだけである。[param]が使用可能なタグについては付属のファイルを参照。 |
将来的にメタ文字列の展開を拡張し、
talk なんかそれって[person]みたいじゃない? person エアリス person クラウド person エアリスに喰らっちゃうあの人
のように用いる可能性もある。ここまで来るともはや人工無脳の辞書そのものなので、実装するかどうかは微妙なところ。
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